遺品整理とは、行う時期
ここ近年、社会問題になってきていることの一つに空き家対策があります。
これは高度成長期以降に急速に建築されるようになった一般住宅が、築年数をかなり経過させつつ修繕をされずにそのままになってしまっているためです。
とはいえ、土地や建物を相続した人たちも、好き好んで使用しなくなった建物をそのままにしているというわけではありません。
内部にある品物をどう処理してよいかわからず、そのままになっているということが多いのです。
「遺品整理」とはそうした問題を受けて近年急激に社会に知られるようになった言葉です。
持ち主がいなくなった建物丸ごと整理して、不要なものを捨てるとともに、銀行の通帳や権利書などの大切な品物を探してくれるという仕事のことを指します。
ネットで検索をしても「遺品整理」というキーワードで営業している業者は非常にたくさんおり、中にはかなり評判のよいところも多く見られます。
遺品整理というのは一見普通の大掃除のようですが、実際には専門的な知識が必要になりますので、信頼できる業者に依頼をするのがよいでしょう。
遺品整理を依頼する時期は、葬儀が終わって中に住む人がいなくなった時期ならいつでもよいですが、もし余裕があるなら生前のうちにやってしまうのもよいと思います。
ポイント、注意点
遺品整理をする時に重要になるのが、不要なものの処分です。
自分たちで行おうとするとこれが案外大変で、例えば動かない家電製品やほとんど使わなくなった服など、どうやって処分をすればいいか分からないものも多くあります。
遺品整理業者に依頼をすると、室内の広さや不用品の量により、先に見積もりをとってくれるでしょう。
専門業者になると、遺品として残されているものの中から売却などができる価値のあるものを選別し、その処分も同時に行ってくれます。
生前に依頼をすることにより、生活に必要なものだけを残しつつ、処分が必要なものを売却または廃棄をしてくれるのでお得です。
■記事参照
遺品整理プログレス