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香典

三回忌とは?費用・香典・お返しの相場について

三回忌とは

三回忌は、葬儀・告別式が終わってから満二年目の命日に行う法要のことです。
満二年目ということは、故人が亡くなってからは丸二年目に行われることになりますので「二年目なのに三回忌?」と思うかもしれません。

三回忌は実質的に葬儀が終了してからの一区切りになりますので、葬儀に参列してくれた人たちへのお礼を込めて、大きく行うようにするのが通例となっています。
なお、三回忌は本式では命日から数えてちょうど二年目に行うことになっていますが、スケジュールの都合がつかない場合には前倒しをして直前の土日に行うということも多く見られます。

地域によっては五回忌や十回忌を大きく行うということもありますが、基本的には三回忌が葬儀後最大の行事です。
三回忌を主催するのは故人の配偶者、子供、子供の配偶者、孫、孫の配偶者などの直系卑属が中心になります。
葬儀の喪主となった人から改めて参列をお願いするというのが一番自然な流れとなるので、そうしたことまでを考えて、喪主を選ぶようにするとよいでしょう。

三回忌で参列を呼びかける範囲は、それぞれの地域によって違いがあると思いますが、主に親戚づきあいのある人全般です。

三回忌にかかる費用

三回忌にかかる費用としては、読経をお願いする僧侶に対してのお布施代金やお車代、招待する人たちへの御膳料、会食の料理代、そして引き出物の代金といったものです。
基本的には四十九日や一周忌のときと変わらないのですが、それでもクラスは落とさずに行うようにしましょう。

特に僧侶に渡す代金については、相場というものはあってないようなものですので、以前に親族の葬儀を行ったときにいくら位を渡していたかということを誰かに尋ねておいた方がよいでしょう。

三回忌の香典の相場

三回忌の香典として包む金額としては1万円~5万円くらいが相場です。
こちらは故人と血縁関係があるかないかによって金額の相場が異なります。

自身および配偶者の両親の場合:1万円~5万円
自身および配偶者の兄弟姉妹の場合:1万円〜3万円
自身および配偶者の祖父母の場合:5千円~1万円
引用:3回忌の香典について – 終活ねっと

ただしこれも地域によってかなり相場が異なってくるので、事前に周囲に確認をとっておくようにしましょう。

三回忌のお返しの金額の相場

三回忌のお返しにおいても、葬儀や四十九日、一周忌などの法要と考え方と全く一緒で問題ありません。
そのためいただいた金額の3分の1から半分程度がお返しする金額の目安になります。

例えば1万円前後の金額を頂いた場合、お返しは3千円から5千円程度です。
もし法要の当日にお返しを用意する場合、会食を振る舞った場合は、その費用を差し引いたとしてもだいたい2千円から5千円程度のお返しを用意するとよいでしょう。

当日に持ち帰りとしてお返しを用意することも可能ですが、人によって思わぬ金額をいただく可能性もあります。
そうしたことも考えると、いただいた金額を確認してから後日改めてお返しを送るほうがいいでしょう。

香典返しにおすすめの商品はいただいた金額から自由に選べるカタログギフトがおすすめです。
贈った相手が自由に選べるといった特徴がありますし、のしやメッセージカードを付けることも可能となっていますので参考にしてみてください。

香典返しのカタログギフト - マイプレシャス