若者が終活を行うメリット
終活をするとき、中心的な役割をするのがエンディングノートです。
エンディングノートは特に決まりはないので、普通の大学ノートでも十分なのですが、市販されているものを使用することであらかじめ準備が必要な項目を知ることができます。
これまで終活やエンディングノート作成は定年後の60代後半くらいから行うものという印象が強かったのですが、ここ近年ではより若いうちからの終活が勧められてきています。
市販されているノートの中には30代くらいから継続して使用できるようになっているものもあるので、まずは一冊手にとってみるのがよいでしょう。
ちなみにエンディングノートを記載することができるスマホアプリもありますが、実際に何かあった時ということを考えると、きちんとノートなどの紙面で残しておくことがおすすめです。
アプリの場合、ここ数年の間に使用をするのは便利ですが、数十年後まで継続して記録ができるとは限りません。
また、遺族にすぐに分かるようにしておくことが大切なので、アプリではきちんと意図が伝わらない可能性があります。
エンディングノートを作るときに重要なのは、作ったら作りっぱなしにするのではなく、定期的に見直してアップデートをしていくことです。
最初に全て作成するのは大変ですが、そこから少しずつ変更していくというはそれほど難しい作業ではありません。
少なくとも年に1度くらいは、内容に変更がないかチェックするようにしましょう。
若者向けのエンディングノートの紹介
若いうちからエンディングノートを作るなら、まずは使いやすいものから選ぶようにしましょう。
大きめの文房具屋さんに行くと、たくさんのメーカーからエンディングノート製品が販売されているので、その中から好きなものを選んでみてください。
若い時期から使えるタイプとしては、銀行口座をまとめて記載したり、加入中の保険、契約中のクレジットカードなどを一緒に記載できるものがあります。