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老人の手

終活

終活とはどういうことか

老後のことを考える時、避けて通れないのが終活です。

終活とは、相続や遺品整理など自分の身の回りにあるものを、自分の体と頭が動くうちに行っておくという行動全般を指します。
具体的には現在自分が所有している資産(現金、預貯金、不動産、保険、証券など)の現状を把握して計算し、権利関係をはっきりさせること等です。

また、もし自分が急な事故や病気で自立した生活ができなくなってしまったときに、どういった方法で生活をしていくかというようなことを家族を含めて相談していきます。

他にもお墓の問題や現在飼育しているペットについて、貴金属や家財などの処分方法など、かなり考えておかなければならない項目はたくさんあるものです。
始める時はかなり面倒に感じますが、もしそのままにしていたらその面倒は全て残された遺族の仕事になってしまいますので、できるだけ早めに着手するようにしましょう。

若いうちから始める終活とエンディングノート

終活は何歳から始めるのがよいかという質問がよくありますが、明確に何歳からということはありません。
一つの区切りとして定年を迎えたタイミングで行う人が多いようですが、病気リスクなどを考えると、40歳くらいから少しずつ意識をしていくのがよいと言えます。

結婚をして子供ができた場合などは、もし自分の身に何かがあったときに残された遺族がどのように生活をしていくかを考える意味で、一度お金についてしっかり計画をしてみるということがおすすめになります。

「終活」という言葉が広く知られるようになったことにより、若い時期から行うことができるエンディングノートも多く販売されるようになりました。
エンディングノートとは終活に必要な項目をまとめているとともに、そこに自分たちの事情を書き足していけるようになっているものです。

終活やエンディングノートについて、具体的にどう活かしていくのがよいか、以下の項目からまとめています。
ぜひ参考にしてみてください。

若者向けのエンディングノートについて解説
終活詐欺にはご用心を
エンディングノートの作成方法や書くべき内容について
終活を行う目的とは
老後から始める自給自足生活の注意点や準備方法

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